七つの大罪王を討伐しろ!レトロな雰囲気のターン制RPG。SIN SLAYERS(シンスレイヤーズ)の評価レビューです
シンスレイヤーズまとめ
評価:
これらについて、書いていきます!
シンスレイヤーズとは
シンスレイヤーズはターン制のRPGです
全12人のキャラから3人を選んでパーティを組み、ランダムで生成されるダンジョンを探索しながら戦闘やイベントをこなし、ダンジョン内のどこかに潜んでいるボスを倒すことが目的になります
ちなみに、ローグライク風と謳っていますが、あくまで”風”。ランダム生成のダンジョンがそれっぽいかなといった感じです
パーティには前列、後列の概念があって、敵との位置関係によってダメージが変化します
他にもHPへのダメージを防ぐ「装甲」、属性による相性など戦闘システムは奥深いものになっています
シンスレイヤーズのココが良い!
スキルの組み合わせが楽しい
キャラには5段階のスキルツリーが存在し、スキルは戦闘中以外であれば自由に変更することができます
ティアが上がるほどスキルも強力になりますが、「憤怒」という毎ターン1ずつ獲得できるMPのようなコストが必要です
レベルアップが簡単にできる
戦闘での経験値は微々たるものですが、アイテムによるレベルアップもできます(むしろこっちがメインのレベリング)
そのため、途中で加入したキャラのレベリングがほぼ不要で即最前線に投入することができるのは、攻略の試行錯誤がしやすくて面白いです
シンスレイヤーズのココが惜しい!
使いづらいUI
インベントリのページ切り替え、ダンジョン内のカーソル移動などなど。コントローラーのみでプレイしましたが、とにかく操作がしづらかったです
タッチ操作前提かと思いきや、タッチだけですべての操作ができるわけでもないので操作面は慣れるしかないようです
敵の回避率が高い
敵にはそれぞれ回避率が設定されていて、たいていの敵は10%前後の回避率があります
10%と表記はされていても、体感よく避けられるので戦闘がだんだんと億劫になってきます
アイテム作成(クラフト)の意味の薄さ
鍛冶屋で作れる装備のほとんどは、敵からのドロップでも入手できます
そして、ボスから手に入るユニーク装備の性能がずば抜けているのでドロップや鍛冶屋で作れる一般装備の出番はあまりありませんでした
罪システムの意味の無さ
アイテムの使用やイベントの選択で罪レベルが変化します
罪レベルが上がると敵のレベルも上がる仕組みになっていますが、イベントの報酬も敵からのドロップも、それに見合った報酬は無いので、通常プレイでは罪レベルを上げる分だけ無駄な気がします
システム自体は面白いのですが、わざわざ上げる理由が無いのが残念。高難易度で遊びたい人向けのシステムと割り切ったほうが良さそうです
やりこみ要素はほぼ無い
実績は25個用意されていますが、通常プレイだけでほぼ埋まります。収集要素も何もないので、クリア後はやることがなくなります
まぁインディーゲームに期待しすぎですけど、ボリュームが無いというかあっさり終わった感がありました
ゲームというか作業に近い感覚で遊べて楽しかったのですが、人を選びそうなゲームです。賽の河原で戯れたい人はぜひとも。
ソフト名 | SIN SLAYERS(シンスレイヤーズ) |
ジャンル | ターン制RPG |
リリース日 | 2020年10月8日 |
価格 | 2,500円 |
必要な容量 | 1.2GB |
メーカー | Black Tower Games |
Nintendo Store | https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000033771.html |